成東クラスの「色水あそび」
2016年7月7日晴れ。朝から30度超え、最高気温36°の猛暑日になりました。そんな中、向かうのは山武市の「成東クラス」です。会場は、伊藤左千夫記念公園。緑に囲まれた居心地のよい公園で、山武市の散策コースにもあたるココには野菊の墓の主人公「政夫と民子」の銅像や伊藤左千夫の歴史を刻んだ石碑もならんでいます。思春期の淡い恋心で世界がセピア色に染まり始めた瞬間、元気な声を上げながら、子どもたちが集まり始めました。
ファンファンが鳴り始めると、公園を散策したり駆け回っていた子どもたちもママと手をつないで行進に加わります。この後、輪になり出席をとりました。「今日は暑いので水分補給は多めにしましょう」と先生が一言添える頃には、もう額に汗がジッと滲んでいます。今日は「水あそび」中心で丁度良かったです。
出席の後、先生が袋いっぱいのポンポンを取り出すと、子どもたちがお気に入りのポンポンを選びにきます。今日はこれにしよう!手にしたポンポンを振って確かめ納得のご様子。ちゃんとママの分も持って行ってくれました。曲はお気に入りの「ハム太郎」です。
木陰で一息入れていると、先生が立派なクリップボードをみんなに配り始めました。見ると楽しいイラストがいくつか描いてあります。スタンプ台もくれました。「公園の中に隠れています。よく見てさがしてね。」と先生が説明すると、スタンプラリーが始まりました。
広い公園だけにママも一緒になってキョロキョロ。アレレ~。「っあ!あった~」子どもたちが一直線に向かう先にはオレンジ色のカードがぶら下がっています。駆け寄ってみると、、ありました、イラストと同じキャラクターのスタンプです。スタンプ台を開けてペタッ!うっ、それ、指です。ママも大笑い、カラフルになった指をティッシュで拭いてもらい、今度はスタンプにインクをつけます。大成功!!
みんなそれぞれに探索している内に、徐々に要領が分かり始めました。離れている他のお友達の場所に向かうとスタンプがあります。みんなで探して全員満点です。結局、園内6か所にカードが隠れていました。これも大成功!
次に先生が奇妙なものを取り出しました。マヨネーズの空チューブ?をみんなに配りました。「水を入れて遊びますね~」いよいよ水遊びの始まりです。公園の蛇口からチョロチョロと水を注ぎ入れます。チューブの口が星形で小さいので一気には入りません。子どもたちの視線が一点に集中し、満タンになるのまでフリーズしています。
最初はチョロチョロ飛ばしていたのですが、子どもたちは遊びの天才!すぐに慣れ、水鉄砲よろしくピュンピュン飛ばします。満タンの時は上に向けてピュ~・・・出ないぞっ(水が減っています)、すると今度は下に向けてピュ~、素晴らしい学習能力です。慣れると公園のお花に水やりが始まりました。暑い日ですので、お花も大喜びでした。
そんな中、気が付くとこんなシーンも!水遊びならこんな事もあるだろうと、予めビーチサンダルなのでしょう。ママの先見性が光ります。気持ち良さそうにビショビショになっていました。
そしていよいよ「色水あそび」です。卵のパッケージの凹みに、水性ポスカを何色か垂らします。といってもペン先でツンツンするとポスカが少し出ます。これは良い!出過ぎず少なすぎず、丁度よい具合です。そこにマヨのチューブからお水をピューっと入れます。卵パックの中がいろんな色で埋まります。
マヨチューブから水を注ぎ続けると、お隣の色と色とが混ざり始めます。アレ?新しい色に変わります。かわいいスプーンで混ぜると一層はっきり色の違いがでます。これは面白い!また子どもたちの集中力が高まります。もっと入れてみようという訳で、ずっと注ぎ続ける子もでました。結局、全部混ざってグレーのお水になりました。
暑い日ですが、木陰と心地よい風に恵まれ、あっという間におしまいの時間です。最後はやっぱり「アンパンマン」。ダイナミックなダンスで締めくくりました。最後までパワー全開の成東クラス。猛暑に負けず、ビッシリ遊んだ80分。思いの他お疲れでしょう。お母さま方、子どもたち、そして先生、お疲れ様でした。今夜はゆっくりお休みください。おじさんも、みなさんを見習って汗かきの準備をします。そろそろ夏の身体に変わらないとね。ありがとうございました。また来ますね。(事務局K.I.)