手作りおもちゃ

先生からのコメント

あけましておめでとうございます。年末年始いかがお過ごしでしたか？年末年始の出費がたたって、ちょうど今頃は、どのご家庭でも緊縮財政の頃ではないでしょうか(笑)。何はともあれ、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
さて、かずママさんのお便りですが、メルヘンのママたちなら誰でも一度は考えたことがあるんじゃないかと思います。子ども自身に製作をしてもらいたいのに、子どもは嫌がる。だからついつい自分でやってしまう。周りを見れば、他の子どもたちは上手にやっているようだ。それを見ると、なおさら、ちゃんとさせたいと思ってしまう。これはもっともなことですし、子どもがちゃんと製作できるようになれば、嬉しくなるのが親心です。
大人でも子どもでも、何をやるにしても同じことが言えるのは、「好きこそ、ものの上手なれ」です。大人は興味関心がないことでも、状況に合わせて取り組むことが可能です。しかし、子どもはとても正直！　興味のないことはそっぽを向いてしまいます。では、どうやって興味をもたせればいいのか・・・ってことになりますね。それは、「楽しむ」以外にはありません。ここで私たち大人は、作ること自体が楽しめなければダメだと考えてしまいがちですが、それはまったく違います。子どもは、製作しているところに「一緒にいるだけで楽しんでいる」のです。ママたちだって上手にできなくたっていいんです。「見て見て！こんなのができたよ。すごいね～」って自慢すればいいのです(笑)。
踊ったり遊んだりする時も、集団の中に行かずに遠巻きに見ている子どもがいます。そのお友だちが楽しんでないのかと言うと、それは違います。踊りや遊びはやってないけれど、その子どもはちゃんと参加しているのです。それでちゃんと楽しんでいるのです。それが子どもなんですね。ですから、かずママさんも、まずはママ自身が製作することを楽しんでくださいね。