迎えに行っても喜んでくれなくなりました。

先生からのコメント

大きく構えて、楽しんで！１歳半ですから、目を離すとあっちへこっちへ(笑)。大変な毎日を過ごされていると思います。人見知りが「なかった」わけではないので、心配したり不安になったりすることはないと思います。愛情が足りないということもまったくないので、どうぞ安心してください。
多くの子どもたちは、およそ８ヵ月頃から人見知りが始まります。普段とは違う人の声、顔、抱かれごこち、肌の感触・・・。いつもとは違うことに不安になることが、人見知りのメカニズムです。その不安を解消する為に、お母さんに接近したり、しがみついたりします。
泣くことはお母さんを呼び寄せる効果をもつので、子どもにとってはとても大事な表現になります。不安や恐怖を感じるのは、知らない場所でも同じ事です。子どもはそのたびにお母さんのところへ戻っていきます。その往復を繰り返しながら子どもは大きくなっていきます。最初は少しの距離でもすぐ戻ってきていたのが、段々と活動範囲が広がっていくようになります。それは、「お母さんがいつも受け入れてくれる」という安心感が芽生えてくるようになるからです。
また、実家に預けられる事は、お子さんにとってとても楽しいのかもしれません。普段はお母さんと二人きりなので、外に出て受ける刺激はたまらなく心地いいのでしょう。もともと、好奇心旺盛のお子さんであれば尚更のことです。新しい場所や人への慣れ易さにも、気質的な個人差があります。お義母様から何か言われても、「愛情が足りているから他の人のところへ行けるんだ」ぐらいに、大きく構えていましょうネ。
メルヘンに来るようになってまだ短いということですが、多くのお友だちや大人と接するのも楽しい時間になっているかもしれません。お母さんも一緒になって楽しんであげると、家の中とは違うコミュニケーションが取れていいと思います。そうすると、家に帰っても新鮮な気持ちになれるというお土産ができると思いますヨ。