おしゃぶりは早く取ったほうがいいのでしょうか？

先生からのコメント

最近のおしゃぶりは、デザインも豊富で可愛らしいものがありますね。口から外しても下に落ちないようにホルダーもあります。昔とは、随分と様変わりしたようです。おしゃぶりには賛否両論あります。おしゃぶりの良さは、下やあごの発達を助けて鼻呼吸を促進すると言われています。おしゃぶりの悪い点は、噛みあわせが悪くなることです。ほとんどの歯医者さんは、噛みあわせのことを指摘しているようです。
噛みあわせが悪くなると言っても、６ヶ月の子どもには関係ありませんよね。２歳から２歳半過ぎになっても使っていると、噛みあわせが悪くなってしまうそうです。できればもっと早くやめてもいいかもしれません。１歳を過ぎると、段々と発語が増えてきます。そんな時に、おしゃぶりは邪魔な存在だと思いませんか？おしゃぶりしていたら、言葉も遅くなってしまいそうです。
おしゃぶりも指しゃぶりも、理由は同じです。子どもが自分自身で不安をコントロールしているわけです。しかし、おしゃぶりや指しゃぶりで不安を鎮めるのは、本来は２次的なものです。第一に必要なのは、ママやパパが声掛けをしたり抱きしめたり、一緒に遊んだりすることです。
おしゃぶりを使うことで、助かることも多いのは事実です。だからと言って、大人の都合だけでおしゃぶりを使うことは、やはり違うと思います。上手に使いながら、なるべく早く卒業するようにしましょう。